子どもの病気やけがの話でよく聞く『とびひ』。
名前は知っているけど、実際はどのようなモノなのでしょうか?
我が子が実際に罹ったときの体験記と併せて紹介します。
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これってとびひ?とびひって何?
子どもが虫刺されをかきむしっていたら、傷が真っ赤になったり化膿したり、
時にはぶつぶつに水泡も出来てきた!
なんてことありませんか?
子どもは痒がるし、化膿したものが広がってるし…。
それは、おそらく『とびひ』です。
とびひとは、皮膚に細菌が感染するためにおこる皮膚炎です。
感染する細菌によって数種類ありますが、総称して『とびひ』と呼ばれます。
『火事の飛び火ように広がるようす』から『とびひ』と呼ばれるようになったそうです。
虫刺されやアトピー、ひっかき傷によって皮膚のバリアが崩され、
そこに細菌が感染してとびひとなります。
我が子がとびひに!どんな症状?
筆者の子どもは、皮膚が弱いこともあってか、これまで数回とびひになりました。
いまも、まさに治療中ですので、体験記として紹介します。
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画像は、かなり症状が落ち着いてきた頃です。
とびひになると、いろいろ制限も出てきます。
痒がる子どもに、患部を掻かせないようにするためにガーゼでガードする必要があります。
また一日に数回、塗り薬を塗ります。
夏など暑い季節は水遊びをさせたいところですが、これも我慢させざるを得なくなります。
塗り薬を2種類重ね、そこを包帯で覆っています。
今回は両腕・両足・お尻だったので、包帯でぐるぐる巻きにされた我が子を連れて
スーパーに買い物に行くのは、人目が気になって落ち着きませんでした(^^;
とびひの対処法は?処方されたものは?
対処法は、医療機関の受診が基本です。
筆者の子どもの場合は、
■ビスダーム軟膏
皮膚の炎症を抑える塗り薬
■アクアチム軟膏
細菌を殺し、感染を治癒する塗り薬
■抗生剤(小児用・飲み薬)
の3種類の薬が処方されました。
また生活面でも注意することがあります。
まず集団生活の場合、医師の判断によっては登校・登園が停止になります。
とびひの部分がガーゼや包帯で覆われる程度で、
体液も染み出ていない場合は、登校・登園の許可が出ることもあるようですが、
どちらにせよ医師の判断を仰ぐ必要があります。
またプールは完全に禁止です。
肌の接触やプールの遊具を介しての感染が予想されるためです。
さらにお風呂ですが、湯船に浸かることは避けたほうが良いです。
順番も、なるべく家族の中で最後が良いですが、
筆者宅では家族の生活時間の都合上、子どもは一番風呂です(^^;
きちんと治療をすれば、一週間もすれば症状は落ち着くようです。
まとめ
夏場に多くなるとびひ。
見た目もかゆそうですし、気を抜くとあっという間に全身に広がってしまいます。
治療中は気が抜けませんが、正しく対処して、きちんと治療しようと思います。
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