出産前や産後に手のしびれを訴える女性がいます。
実は、筆者もそうでした。
臨月ごろから痛み出し、産後まで悩まされました。
そんな妊娠中や産後の『手のしびれ』について、
原因や解決法、また予防法について紹介します。
産前産後の手のしびれは?
妊娠中や産後の手のしびれについては、その人その人によって異なりますが、
今回は『手根管症候群』だった場合の話をします。
手根管症候群によるしびれの場合、最初は手の中指や人差し指がしびれてきます。
そしてしびれは、小指以外の指に広がるようになります。
痛みが伴う場合もあります。
食器が持てない、縫物が出来なくなることもあります。
しびれの症状は明け方に強くなります。
また、手を振ると症状が緩和する場合もあります。
手根管症候群の原因は?
妊娠中や産後の手根管症候群の原因は、
急激な体重の増加や浮腫(むくみ)であることが多いです。
手の付け根にある『手根管』という管の中にある神経が
慢性的に圧迫されることによってしびれなどの症状が起こります。
妊娠中に体重が増加してしまうのは自然なことですが、
急激に増加しないように気を付けましょう。
手根管症候群の解決法や予防法は?
先に述べたように、妊娠による手根管症候群は体重増加やむくみが主な原因です。
体重は急激に増加しないよう自己管理に努めるのが最善な方法かと思います。
むくみに関しては、塩分の取り過ぎによるものが多いので、
塩分の取り過ぎに気を付け、出汁などを上手く利用するようにしましょう。
あまりにひどい場合は医師に相談しましょう。
また、手首を多く使う作業(パソコンなど)をし続けることも原因となりえます。
仕事などでパソコン作業が必要な場合は、適度に休憩を取りながら取り組みましょう。
まとめ
筆者は、産後1か月経つころに、気が付いたら症状は無くなっていました。
出産直後はしびれのせいでミルクの調乳も大変でした。
しかし、それも気が付いたら治っていました。
筆者には激太りした自覚があるので、
もし次に妊娠する機会があるなら、体重管理には気を遣おうと思います。
もしも辛くてたまらないようなら、早めに医師に相談してくださいね。
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