お腹の中の、待望の命――――。
幸せいっぱいのはずなのに、つわりで辛い。
多くの方は妊娠中期には終わるつわりも、
中には妊娠後期・出産まで続く場合もあります。
そんな辛いつわりを乗り切る方法を紹介します。
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自分の悪阻(つわり)のタイプを知ろう
つわりの症状は100人いれば100通りあるといわれます。
おおまかに、いくつかに大別されます。
【食べづわり】
何かを口にしていないと気持ちが悪くなる。
食べ物なら何でもよい場合と、特定の食べ物しか受け付けない場合とがある。
【吐きづわり】
常に吐き気をもよおす。
気持ちが悪く、水も飲めない場合もある。
二日酔いの状態が24時間続いている感じ、と評される。
【においづわり】
特定のにおいや、強いにおいがダメになる。
良く知られているのが、「ご飯の炊けるにおい」や
「パートナーのにおい」がダメになるタイプ。
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これらのうちの1つが当てはまる場合や、
複数合わさった症状を示す場合もあります。
まずは家族につわりの症状があって「○○がつらい」
「○○しか食べられない」と正直に話しましょう。
旦那さんに理解してもらえない、と悩む妊婦さんも多いようです。
また職場でも「甘えている」と言われる例もあります。
旦那さんには一緒に産婦人科に行って、
医者につわりとはこういうものである、と説明をしてもらいましょう。
そして会社は、妊婦が悪阻症の診断書を出せば、
適した環境で働かせねばならない義務があります。
どうしても仕事に支障が出そうなときは、
産婦人科で診断書を書いてもらいましょう。
食べづわりの対策~食べ物~
■お米やパンなど消化の良い炭水化物
卵かけごはんやお味噌汁をかけたごはんでも、
流し込むのではなく、ゆっくり噛んで食べてみると良いですよ。
■キャンディ
時間をかけてなめきるようにします。
■お豆腐
のど越しが良く、栄養も豊富でおすすめです。
■おからクッキー
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普通のクッキーよりもカロリーが低いです。
■寒天・ところてん・春雨
のど越しが良いので食べ過ぎてしまいがちですが、
食べ過ぎるとお腹がゆるくなる可能性があります。
注意しましょう。
食べづわりの対策~過ごし方~
食べ方をいつもと少し変えてみましょう。
一日三食にこだわらず、一日五、六食にしてはいかがでしょうか。
一回の食事の量を減らせば、つわり中は問題ありません。
飲む水にレモン果汁をたらしてレモン水にしたり、
炭酸水(糖分の入っていないもの)にすると、
口の中がスッキリして多少は気分が晴れます。
炭酸水でいえば、例えば大手スーパーのイオンには
プライベートブランドの炭酸水が、フレーバーが豊富でおススメです。
一本あたりが安いので、全種類試してみて
お気に入りを見つけてもいいですね。
また、大手メーカーからもノーマルな炭酸水の他に
レモンなどの風味付けされたものが販売されています。
気分転換に散歩をするなども良いですね。
筆者は下の子を妊娠中には、
炭酸水を片手に、良く散歩していました。
街のにおいに敏感になっていたので、
マスクの中にガーゼハンカチを仕込んだものを装着していました(^^;
上の子を妊娠中には、パインジュースしか受け付けない時期があり、
しかもずっと口に入れていないと気持ちが悪いので、
パインあめが欠かせない生活をしていました(^^;
また、家事は無理をしないほうが良いです。
家族の食事の支度も無理をせず、
宅配サービスを利用するのも手です。
お金はかかってしまいますが、
あなたの健康に変えられるものはありません。
さいごに
つわり時期、本当につらいですよね。
筆者は主人に自分の状態を話し、
また職場では子持ちの先輩に相談をして乗り切りました。
たくさん迷惑をかけてしまうので気が引けるかもしれませんが、
つわりが終われば挽回すれば良いだけですし(但し無理は禁物!)、
後ろを向いていても前進できないので、
とにかく前向きに先のことを考えて、
気分を上げて乗り切りましょう。
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