年の瀬が近づくと、そろそろ年賀状の準備を…となりますね。
12月に入れば、喪中の方は年賀状の欠礼はがきを出し始めます。
喪中の欠礼はがきも無事出し終わって年が明けると、
思ったよりも多くの年賀状が!
喪中の欠礼はがきを出したら年賀状は来ないと思っていたけれど、
どうしたらいいの?と言う場合の対処法を紹介します。
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喪中はがきを出した相手からの年賀状に返事は必要?
まず喪中の欠礼はがきですが、
これは「コチラからは新年のあいさつができないのでヨロシク」
といった意味合いのものです。
相手は年賀状を出してもいいし、こちらも受け取っても良いのです。
なので、その相手に返事をするかどうかも自由です。
立場上、目上の方や上司には返事をしたほうが無難かもしれませんね。
そういった場合は、「寒中見舞い」を出します。
欠礼はがきで喪中であることは伝えているので、
その部分を省いた寒中見舞いにすると良いでしょう。
また、喪中の欠礼はがきを出さなかった相手からの年賀状には、
寒中見舞いで喪中であることを合わせて伝えます。
寒中見舞いを出す時期は?
寒中見舞いの「寒中」とは、
二十四節気の「小寒」と「大寒」の間の期間をいいます。
この「寒中」に出す挨拶状が寒中見舞いです。
地域によって多少の差はありますが、
1月8日からが一般的です。
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特に年賀状の返事として出す場合は早めがいいので、
1月10日前後に届くようにしたら良いかと思います。
寒中見舞いの例文は?
文例も様々ありますが、押さえておきたいポイントを紹介します。
今回は、喪中の場合に年賀状をくれたお礼としての
寒中見舞いの書き方のポイントです。
■時候の挨拶
「寒中お見舞い申し上げます」
■年賀状を頂いた礼を述べる
「ご丁寧な御挨拶状を頂きありがとうございます」
「ご挨拶が遅くなり大変申し訳ありません」など
■喪中であることを伝える
「昨年、私どもの義母が亡くなり、新年のご挨拶を控えさせていただきました。
欠礼のお知らせも申し上げず、大変失礼いたしました。」など
■今後の付き合いをお願いする旨
「本年もどうぞ変わらぬご厚誼の程、宜しくお願い申し上げます。」など
■相手を気遣う言葉
「新しい年も皆様にとりまして良い年でありますように。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。」
「新しい年のご多幸と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げますと共に
本年も変わらぬご厚誼の程、宜しくお願い申し上げます。」
まとめ
なかなか馴染みの薄い寒中見舞いですが、
知っておいて損はありません。
喪中だといつもと違う、少し静かに迎える新年になるかと思いますが、
礼は欠かさずにいたいものです。
皆様にとって、良い年となりますように。
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