年末、大掃除していますか?
大掃除の時期になると、「あぁ、日頃から頑張っておけば良かったな…」
と後悔する方も多いのではないでしょうか?
でも日頃から頑張るのは時間的にも難しいですよね。
ちょっとしたコツと便利グッズや、掃除の心構えを紹介します。
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日頃の掃除を簡単にするコツは?
まず、家中の全てを毎日100%掃除する、というのはなかなか出来ません。
なので、時間をかけて掃除する場所の周期を決めます。
【例】
□週一回:(月)シンク (火)コンロ周り (水)浴室 (木)床 (金)トイレ
(残りの2日は予備日)
□月一回:取っ手、手すり、棚の上
□二か月に一回:換気扇
※24時間換気システムの場合、フィルター掃除が必要なので忘れずに
□季節ごと:エアコン周り、ベランダや庭、押し入れなどの収納
上記は例ですが、こんな感じで各家庭に合わせた周期を決めてみます。
この程度なら、何となく出来そうな気がしませんか?
先に挙げた周期を守ってみると、特に大掃除としては必要のないことに気が付きます。
普段やらない冷蔵庫の上のような高い場所だったり、
床のワックスがけだったり、そんな感じでしょうか。
日頃の掃除を簡単にする便利グッズって?
日頃の掃除を助けてくれる便利グッズを3つ紹介します。
どれも有名どころで、テレビでもよく取り上げられているので、
使ったことはなくとも名前は聞いたことがあると思います。
□重曹
重曹が得意とするのは、油汚れやタンパク汚れです。
重曹は洗剤ではないので、汚れを落とすには、
汚れを落とす専用の洗剤のほうが楽で早く落ちることもあります。
例えば鍋の焦げ付きには、水を張って重曹を入れた鍋を火にかけ沸かし、しばし置くことで
重曹が発泡してアルカリ度が増し、焦げがういてきます。
また、しつこい油汚れには、水で溶いてペースト状にした重曹をパックのようにしておくことで、
汚れがスルッと落ちます。重曹と水は、2:1程度です。
※注※
アルミ製・木製のものには使えません。
また、研磨剤のような働きをしますので、漆塗りのようなデリケートな素材も避けてください。
□クエン酸
水垢や皮脂汚れに効果があります。
シンクや風呂、トイレなどで活躍します。
クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1/2)を作ります。
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汚れにクエン酸水スプレーを吹きかけ、少し置いた後、スポンジ等でこすり落とします。
トイレには、寝る前に、便器内にクエン酸水をスプレーし、翌朝水を流すだけでOKです。
汚れだけでなく臭いもスッキリします。
また、しつこい水垢や油汚れには、キッチンペーパーなどでクエン酸水パックをすると効果的です。
※注※
鉄製のものには使えません。サビの原因になります。
また大理石には使えません。溶けてしまいます。
クエン酸は酸性なので、塩素系のものとは絶対に一緒に使ってはなりません。
有毒ガスが発生して大変危険です。
□セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダ水を作って活用します。
(水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1)
絹・木綿・羊毛等の洗浄精錬用に用いられます。
油汚れやタンパク汚れが得意です。
セスキ炭酸ソーダは汚れを浮かすので、スプレーしたらしばらく待って、布でふき取ります。
セスキ炭酸ソーダ水に浸けおくことで、油汚れのひどい換気扇なんかもキレイになります。
この3つ、どれもホームセンターや100円ショップで手に入ります。
手頃ですので、ぜひお試しください。
さらに家全体にもっと大きな変化が欲しい方で、掃除資金に多少の余裕のある人は、
高圧洗浄機やスチームクリーナーがおススメです。
高圧洗浄機は主に外で活躍します。
スチームクリーナーは高温のスチームで汚れをはがしていきます。
日頃の掃除を簡単にするための心構え
上記のものを日頃の掃除に取り入れるだけで、ぐっと簡単になります。
また、掃除用具は100円ショップのかご等にまとめておくと掃除に取り掛かりやすいですよ。
心構えとしては、最初から飛ばしすぎず、気楽に構えることです。
大切なのは、継続することです。
掃除の周期を決める際に、キツキツの予定にせず、予備日を作っておきます。
小さなお子さんをお持ちの方は掃除にばかり構っていられないと思うので、
出来る範囲で、出来る事のみ実行してみてください。
まとめ
悪い癖は3日で付く、良い癖は3ヶ月で付く、と言います。
まずは、年末の大掃除を3ヵ月かけてのんびりやるつもりで実行してみてはどうでしょうか。
毎日の掃除の仕方を見直すだけで、心にも余裕が出来ます。
ぜひ、参考にしてください。
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